この記事は金沢プレイルームが会員様向けに発行する「アトリエ通信2022年9月号」に修正を加えたものです。
夏の造形、変形する車??恐竜??
童具館の童具に”くむくむ”というものがありますが、積木と同規尺の角柱と円柱にジョイント棒だけで、様々な組み立て、標準の積木にはないジョイント棒の線と回転による動きを工夫すれば、車や風車などの動きを再現することができる、楽しい童具です。これを応用して作品にしたものです。
今回はボンドを最小限にしか使わず、たくさんの穴をあけておいた木っ端の積木と丸棒。ぎゅっと刺して固定されるものと、ゆとりのある穴に通せば回るもの、その組み合わせによっていろいろな「動かすことのできるオブジェ」をつくるのがテーマ。
いろいろなものを作ることができる作品です。ですが何かしらテーマが必要です。先生はイメージとして「恐竜をつくろう!」と提案するつもりでした。が、材料として組み込むために円を渡したところ、「車の車輪」としてぴったりの材料で、子どもたちのほとんどは一気に車に決定してしまったようです。
こうなっては子どもたちが夢中になって作るものに先生は適いません。持って帰ってからもおうちで何回も遊び続けられるように、と予備のパーツも含めて持って帰ることになりました。
夏の果物を描こう
絵画のテーマは夏の果物でした。
ドラゴンフルーツにマンゴーなど色彩鮮やかな南国フルーツの数々や、畑からツルのついたまま運ばれてきたスイカがモチーフです。
積木と童具の夜店あそび 作ったり遊んだり!
8月の3回目のアトリエ、アトリエ活動の中で何か特別なお楽しみなことがしたいと、積木と童具で楽しむ夜店ごっこを企画しました。
まずは夜の街の雰囲気をつくるため、アトリエ半分、長テーブルに積木で街を作ります。これは遠くの方に見える街並みです
次にお祭りの屋台で売っているものを作ります。
粘土で作る、りんご飴とチョコバナナ。他にかき氷やうどんをつくった子もいました。
折り紙のかざぐるまはサーキュレーターの風でよくまわります。
作ったものをお店に並べ、積木でさらに飾りつけたら、子どもたちが楽しみにしていた夜店遊びの始まりです。
モザイクを割りばしでっぽうで倒す射的、おやつやスーパーボールが景品のサービス満点ビーズすくい。
とったビーズを数えながら景品と交換したり、お迎えにきた保護者さんたちとチョコバナナでお店屋さんごっこをしたり。楽しい夏の思い出のひとつにできたようです。
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